とある歯科医の何でも言っちゃうよ!?

<平日更新>歯医者が語るみんなが知らないことやオススメのものを言っちゃおうというブログです。

おすすめの歯磨きの時間

みなさんこんにちは。てっく先生です。

今日の東京はちょぴり雨ですね。

みなさん雨は嫌いですか??ぼくは結構好きで、なんて言うか雨の匂い(?)が好きなんです。

さて、前回の記事でむし歯の原因をお話しましたね。

見てない方はぜひチェックしてください。

 

teckdental.hatenablog.com

 そこで「歯磨きする時間が大事。特に寝る前が大事」的なことを書きました。

それはどういうことか。もう少しお話ししましょう。

 

ご飯を食べた後のお口の状態

またお偉い先生が研究をして、どの時間帯からむし歯になるのかってことを発表してくれたんですね。ありがたいです。

それは、ご飯(おやつも含まれますよ笑)を食べた後はお口の中がどんどん酸性に偏って、また戻って行くってことを解明してくれたんですね。

下図の赤くなっているところが絶賛、むし歯になろうとしているところですね。

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勘のいい人はこう思ったでしょう。

「口の中勝手に中性に戻ってくれるなら歯磨かなくていいじゃん。」

なるほどなるほど。確かに1時間くらい経つとむし歯作られるゾーンから抜け出せますもんね。

極端な話、確かに磨かなくてもいいかもしれませんね。

まぁ結論はそう急がず、もうちょっと読んでくださいよ。

つばのお話

「いきなりつばの話!?」って思われたかもしれませんが、とっても重要なんです。

そもそも何で酸性に偏ったお口の中が中性ぐらいまで戻るの?ってところです。

この働きをしているのが、「唾液、つば」なんですね。

つばが酸性になっているお口を戻してくれてるのです。これを唾液の緩衝作用っていいます。

つばの出てくる量もすごい大事で、つばが多い人はそれだけ口の中が常に洗われている状態になるので汚れが溜まりにくいんです。だから、つばが多い人は恥ずかしいと思わないでください。むしろむし歯になりにくいんですよ。

他にも抗菌作用とか色んな機能があるのですが、長くなるのでここでは割愛します。

つばのおかげでむし歯にならないって言っても過言じゃないと思います。

つばってすごいでしょ?

現代人の食生活

さて、ここで皆さんご自分の食生活をちょっと思い返してください。

この飽食の時代に、自分の食事は1日3回、おやつは3時だぜ!って人はなかなかいないのじゃないでしょうか。

ほら、机の上におかしやジュースあるでしょ??

それでは、おやつを食べる方のグラフを見ていきましょう。

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 一見して、やばいですね。ほとんどの時間がむし歯育成ゾーンに入っています

就寝前の夜食なんて最悪ですね。

お口が酸性になっているのと、寝ているときはつばが出にくいので全然中性に戻ってくれないんです。

これはまだ、ちゃんとお口が中性になってくれてる方のお話ですよ。ずーっと何か食べてる人は…考えただけで恐ろしいですね。

おやつ、歯磨きのおすすめの時間 

ただ、おやつを食べるなってのも酷な話です。てっく先生は甘いモノが大の苦手なので全然酷じゃないんですが笑

なのでおやつを食べるなら時間を決めてください。ダラダラ食べるのと夜食は本当によくないです。

また歯磨きの時間ですが、食後すぐはあまりおすすめできません。上の図でも書きましたが食後数分間は歯が酸性に偏っているので、通常時よりもろくなっているんですね。その状態でゴシゴシ磨くと歯が傷ついて、弱くなっちゃいます。

イメージで言うと、焼けた肌にナイロンタオルでゴシゴシ肌を洗ってる感じですかね?想像しただけで痛いですね。

まとめ

少し長くなっちゃいましたが、なんとなくお解りいただけましたでしょうか?

  1. おやつを食べるなら時間を決める(ダラダラ食べない)
  2. できたら食後3分ぐらい空けて歯磨き
  3. 寝る前の歯磨き
  4. 寝る前のおやつは絶対NG

今回は特に3と4を守って欲しいですね。

次回のお話

おすすめの歯磨きの仕方にしようかな。

 

それでは、今よりもっとお口の環境になることを願って。

何でむし歯はできるの??

こんにちは。てっく先生です。

今日は記事1本目ということで根本的なお話をしようかなと思います。

お品書きです。 

むし歯の3つの要素

「しっかり歯を磨いているのにむし歯ができる…」

「知り合いはあまり歯を磨かないのにむし歯ができないのに。」

 

こういう方多いんじゃないでしょうか。

それではまずむし歯の原因となる要素から見ていきましょう。

 

昔、お偉い先生がむし歯が出来る原因を3つの要素から考えるということを編み出しました。(下図に注目)

  1. (その人の)歯の強さ、つばの性質
  2. (その人の)お口の中のむし歯菌の量
  3. 食べ物

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この3つの要素が重なり合うと、むし歯が発生するという考えですね。

 

歯ブラシをするだけでは、この3つのうちの1つであるむし歯菌を取り除くことしかできません。(といっても完全に取り除けないので有効であるってレベルなんですが。)

だって、歯磨きで唾液の性質変わったりしないですもんね。

 

自分の口ってむし歯になりやすい?

でも、みなさんご自分のお口の中がむし歯菌が多い方だとか、つばの量や性質とかご存知です??

普通は知らないですよね。

ぼくも歯科医になってなかったら絶対知らないし興味もないです笑

もし自分がむし歯になりやすい方なのか気になったら、お近くの歯医者さんで「唾液検査」なるものをやっているとこをお探しください。

詳しく教えてくれるはずですよ。

 

何からやるべきか。

話は戻りますが、誰も自分のお口のことなんて普通は知らないのです。

だから気をつけられるところをやりましょうってことなんですね。

  1. 甘いモノを食べたら歯を磨く。
  2. 間食でおやつやジュースを飲食しない。
  3. ねる前には必ず歯を磨く。
  4. もちろん食後も歯を磨く。
  5. フッ化物(いわゆるフッ素)を塗って歯を強くする。(子供さんには特に有効)

寝る前に歯を磨くってことがめちゃ大事なんです。

なんで大事なのかは長くなっちゃうので、次回の記事のネタにしましょう。

 

まとめ

なんとなくお解りいただけましたでしょうか?

歯磨きをしてるからむし歯ができないんじゃないんですね。

食べ物、むし歯菌の量、歯の強さなど色々な要因が含まれてむし歯ができるんですね。

 

だからこの記事を読まれた方はぜひ食後の歯磨き、寝る前の歯磨きは最低限やって欲しいですね。

歯は他の体の器官と違って、唯一再生ができないのです。

もし削ったり抜いたりしたら、他の人工材料で補うしかありません。

この話もいずれしっかりしましょうね。

 

それでは、今よりもっといいお口の環境になるように願って。

ブログに挑戦!

みなさん初めまして。

東京で歯科医やってるアラサー男子です。

新年度に新しい試みとしてブログを始めてみました。

いや、なんでこんなことしてみたっていうとね、日々診療している中で患者さんからの質問とか疑問で、 

「えぇ!?これも知らないの!?」

って思うことが多々ありまして、とうとう行動に出たんですよ。

 

確かに、なんだかんだ言って体の病気のこととか体全体に関わることっての記事やブログって多いじゃないですか??

でも、お口のこととなると一気に減る感じしませんか?

検索する人いないのかな? 

お口って毎日何かしら食べたり飲んだりするから、死ぬまでずっと使うものなんですよ。

 

体のケアはするのにお口のケアはしない。

毎日シャワー浴びるのにお口の中は磨かない。

それってどうなんだろう?? 

「でも、どうやってお口ってケアすればいいの?」

そういう根本的な簡単な身近な疑問をわかりやすく書いて、少しでもみなさんの役に立てたらいいなって思ってブログ開きました。

 

いつまで続くかわかりませんが、がんばって続けてみなさんから質問が届くぐらいまで見てもらえるようになったらいいなと思っています。

 

なので、お口の事に関する質問、疑問どしどし募集します。

24時間365日受け付けております笑

コメントやTwitterでのDM、リプ等何でも大丈夫です!

 

それでは、これからよろしくお願い致します。